FlutterFlowでのアプリ開発を検討中だけど、
セキュリティーが心配、、、
ご安心ください!
実はFluterFlowのセキュリティは強いです!
ノーコードツールFluterFlowの安全性
扱うデータを安全に守る対策のことをセキュリティー対策といいます。
今回はFluterFlowが安全性について、セキュリティー対策としてどのようなことを行っているのかをご説明いたします。
結論、
FlutterFlowのセキュリティーは強いといえるでしょう。
安全なノーコードツールを提供するため、いくつものセキュリティー対策を行っています。
ただし、FlutterFlowというノーコードツール自体の安全性は高いですが、
FlutterFlowで安全性の高いアプリケーションを構築するためにはいくつかの注意が必要です。
今回はFlutterFlowのセキュリティーについて主に以下の2点について話していきたいと思います
- FlutterFlowのセキュリティーが強い理由
- FlutterFlowでアプリ開発を行うときのセキュリティー対策には注意が必要
FlutterFlowのセキュリティーが強い理由
FlutterFlowのセキュリティーが強いのにはどんな理由があるのかな?
それでは、FlutterFlowのセキュリティー対策についていくつかご紹介いたしましょう!
FlutterFlowの主なセキュリティー対策のリストはこちら
- 世界的大企業からの信頼
- サイバー攻撃からの保護
- セキュリティ上の脅威を監視
- キー管理サービス (KMS)による暗号キー管理
- 機密情報を安全に保存および管理している
- 通信の暗号化
- Firebaseの統合
- FlutterFlowが準拠している業界セキュリティ標準
それでは、それぞれの項目についてご説明いたします。
世界的大企業からの信頼
そして、Googleをはじめとする世界中の大手企業からも信頼されているとこらから
FlutterFlowの安全性の高さをうかがえます。
Cloud Armorによる保護
FlutterFlowはサイバー攻撃からアプリケーションを保護するために
Cloud ArmorというGoogleによって開発された、クラウド型の Web Application Firewallであり、マネージドアプリケーション保護サービスを使用しています。
分散型サービス拒否(DDoS)攻撃
アクセスが集中し過ぎてサイトがものすごく表示されにくいという状況を意図的に作り出し
サーバーをダウンさせて、サービスを停止させます。
ノーコードツールで開発したアプリは、サーバーに依存しているため
サーバーの停止=アプリの停止となってしまう可能性が高いです
そうならないように
Cloud Armorによって
サイバー攻撃を検知し、Web アプリケーションを保護しています。
セキュリティ上の脅威を監視
潜在的な侵入やセキュリティ上の脅威を監視および検出します。
そのために、使用しているのがCloud IDS (侵入検知サービス)です。
こちらはGoogleによって管理されている侵入検知サービスです。
ネットワーク上の侵入、マルウェア、スパイウェア、コマンド&コントロール攻撃の脅威を検出します。
これによりセキュリティーにおける危機に対して迅速な対応が行えます。
キー管理サービス (KMS)による暗号キー管理
組織中で共有される暗号化と復号化に使用される暗号キーを管理します。
KMSにより暗号キーを安全に管理したり、使用状況などをチェックすることで
暗号キーの不正利用などを防いでいます。
機密情報を安全に保存および管理している
API キー、パスワード、証明書などの機密情報を安全に保存および管理するためにSecret Managerというストレージシステムを使用しています。
通信の暗号化
HTTPSという通信データの暗号化技術によってすべての通信を暗号化することにより、データを侵害、漏えい、不正アクセスから守っています。
さらに、HTTPSに準拠していることによりGDPRやCCPAなどの世界的なデータプライバシー規制にクリアしています。
Firebaseの統合
FirebaseとはGoogleが提供するサービスで、Webアプリケーションの運用開発を手助けする機能を装備したバックエンドです。
HTTPSだけでは転送データの保護が不十分なためFirebaseの統合に補強しています。
Firebaseの特徴は以下の2つです
- 多要素認証により安全なユーザー管理が可能
- 転送中のデータ (HTTPS) と保存中のデータ (保存時の暗号化) の両方が保護できる
※Firebaseは、FlutterFlowアプリのバックエンドの選択肢として最も人気ですが他のバックエンドも使用可能です。
FlutterFlowが準拠している業界セキュリティ標準
OWASP Top 10
OWASP (Open Web Application Security Project) Top 10は、Webアプリケーションのセキュリティに関する最も重大な10個のリスクについてのランキングのことです。詳細はこちら
10個のリスクを以下のリストにまとめました!
- アクセス制御の不備
- 暗号化の失敗
- インジェクション
- 安全が確認されない不安な設計
- セキュリティの設定ミス
- 脆弱で古くなったコンポーネント
- 識別と認証の失敗
- ソフトウェアとデータの整合性の不具合
- セキュリティ・ログとモニタリングの失敗
- サーバーサイド・リクエスト・フォージェリ
FlutterFlowは、こうした具体的で重大な問題について対処しています。
GDPR と CCPA
FlutterFlow は、一般データ保護規則 (GDPR) やカリフォルニア州消費者プライバシー法 (CCPA) などのデータ プライバシー規制に準拠するのに役立つツールと機能を提供しています。
一般データ保護規則 (GDPR)とは、欧州委員会 (EC) によって作成され、現在も全世界にわたって適用されている主要なデータ保護およびプライバシー規制です。
FlutterFlowは全世界にサービスを展開しているため、EU(ヨーロッパ連合)、イギリスにおける一般データ保護規則 (GDPR)に準拠しています。
こちらも、世界的に信頼されている基準となっています。
※詳しいGDPRに関するガイドラインにつきましては、個人情報保護委員会のホームページで日本語で解説されています。
カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA:California Consumer Privacy Act)」とは、
アメリカカリフォルニア州のプライバシー法のことを言います。
カリフォルニア州の住民に対するプライバシー保護を定めた州法であり、住民にプライバシーに関連する権利を与え、住民の個人情報を利用する事業者には適正管理の義務を定めたものになります。
2018年5月に施行されたGDPRと同様「罰則対象が全世界に及ぶこと」「制裁金が数十億円単位と高額なこと」から、国内企業も正しく理解しておくべき法律です。
※CCPAに関する詳細は、個人情報保護委員会のホームページに掲載されています。
SOC 2 Type Iへの準拠
FlutterFlow は SOC 2 Type Iポートを取得しています。
SOCとは米国公認会計士協会(AICPA)によるものです。
SOC 2(Service Organization Control Type 2)は、データにおけるセキュリティ、可用性、処理の整合性、機密性、プライバシーに関して、企業の内部統制を監査法人や公認会計士など、独立した第三者が評価した報告書です。
SOC 2 Type Iレポートとは、内部統制が適切に運用されていることを保証するものです。
SOC 2は世界的に信頼されている基準であり、FlutterFlowはセキュリティーの安全性を独立した第三者の監査人によって監査されSOC 2 Type Iポートを取得しています。
FlutterFlowのセキュリティーには注意が必要
FlutterFlow は様々なセキュリティー対策を施し、業界標準に準拠していますが、
プラットフォーム自体が開発したアプリのセキュリティーを高めるものではないことを認識しておくことが重要です。
開発者自身がセキュリティーに対する責任を持っています。
データの保護をを最優先事項として扱わなければなりません。
Firestoreのセキュリティルールを決めよう!
セキュリティルールとはユーザーの大切なデータを悪意のあるユーザーなどから保護するためのデータの使い方の決まりです。
データの使い方をバックエンドからしっかり制御することでアプリのセキュリティーを強くすることができます。
FlutterFlowではワンクリックでセキュリティルールの設定が行えるので必ず行いましょう!
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